SP忠男 POWER BOXマフラー試乗記

NAPS世田谷で「SP忠男 POWER BOX – FULL」の試乗&即売会が行われていたので、試乗してみました。
ノーマルマフラーと比較しての感想は、「音質の違う、滑らかなマフラー」でした。

インプレッション

SP忠男 POWER BOX - FULL

まず音質は、ノーマルに比べて低く柔らかい感じになります。
ノーマルの「くぉおおお」という音に対して「ぼぉおおお」という音になるでしょうか。
爆音マフラーのように耳から疲れることはありません。むしろノーマルよりも疲れない音質に思えました。

音量もノーマルと同程度。
ひょっとしたらノーマルよりも静か?と思えるぐらいの音量です。

SP忠男 POWER BOX - FULL

意図的に加減速をしてみましたが、低速から滑らかに加速がつながり、トルクが盛り上がります。これは気持ちいい!
渋滞路でトロトロ走ってもギクシャク感がなく、ノーマルの角がとれて丸くなった印象。
のんびりツーリングにも使うことが多いMT-09には、この特性はありがたいです。

SP忠男 POWER BOX - FULL

マフラー単体の重量も、ノーマルに比べて3kgぐらい軽くなっているそうです(正確な数値は失念)。
おそらく重量差はチャンバー(弁当箱)の部分の削減と思われますが、ステップ下のマスの集中部にあるため、運動性能にあまり違いが感じられませんでした。

SP忠男 POWER BOX - FULL

サイレンサーはノーマルよりも長くなっています。
ショートマフラーと言われる長さにとどまっているので、実際にはあまり気になりません。

なお、サイレンサーはタンデムステップを利用して固定されています。
kurokiのマシンはタンデムステップを撤去していますので、こういうユーザーは別途ステーの制作が必要になります。

結論。
街乗り&ツーリング用途ではかなりいいマフラーです。
とにかく乗りやすいし、気持ちいいし、ジェントルな音量です。
ちょっと価格は高いですが(158,000円・税抜)、検討する価値ありだと思いました。

ちなみに、ノーマルマフラーのデキの良さも再確認してしまいました。
個人的にはノーマルのほうが気分が高揚しましたし、スタイリングも優れていると感じました。
マフラーメーカーさんも、開発は苦労されるでしょうねえ…。

実際買うかどうかは

SP忠男 POWER BOX - FULL

kurokiはTRX850にSP忠男マフラー装着してます。バランスの取れたパワー向上と気持ちよさを実感していますので、MT-09で交換するならSP忠男でしょ!と思って試乗したわけです。
やっぱり期待は裏切られませんでした!いつかは換えたいマフラーの筆頭候補です。

しかし、MT-09には改善したい箇所が他にもいろいろあります。サス、ブレーキ、リミッターカットなどの方が、優先度が高いのです。
また、ノーマルマフラーがコストをかけて開発されたことは、袖ヶ浦の試乗会でYAMAHAの開発スタッフから伺っています。実際、デキがすごくいいですし、不満も特にありません。

ウィークポイントをあらかた潰して、急ぎでやることがなくなってから、改めてマフラー交換を検討しようと思う次第です。