ネイキッドマシンの快適ゾーン
MT-09を含むネイキッドマシンは、個人差がありますが、おおむね120~140km/hまでが快適ゾーンと言えます。
これより上の速度は、ただただ風圧との闘いになります。
レーシングスーツを着ると、風圧との闘いが楽になります。
身体にピッタリとフィットするので、余分なたるみがなくなり、風圧で身体が揺さぶられにくいのです。
とはいえ、一定上の速度では、やはり風圧との闘いですが。
ですが、日本の一般公道を走るなら、快適ゾーンの中で過ごせます。
「高速走行に向かない」と言われがちなMT-09ですが、「どんな速度で走る気ですか?」と逆質問したくなります。
アウトバーンのあるドイツとは、環境が違いますよ。
「フルカウル=風圧が楽」とは限らない
フルカウルマシンは、風圧が楽だと思われている節がありますが、一概に言えません。
YZF-R1のようなSSもフルカウルですが、ツーリングで使うなら、実はネイキッドより多少マシな風防がある程度なのです。
サーキット走行では、腰を引いて、ベタ伏せの土下座姿勢になって加速するのが基本です。
この姿勢になればバッチリ風防が効くように、割りきって設計されています。
なので、ブレーキングなどで上体を起こすと、ブワッと風圧がやってきます。
ツーリング時は、上体起き気味で走ることが多いので、風防の恩恵は受けにくいと言えます。
(SSの)フルカウル = (ベタ伏せなら)風圧が楽
という前提が隠れているんですよ、実は。
ツーリングマシンのフルカウルなら、カウルが大きいので、上体が起きていても風防が効くんでしょうけどね。
乗ったことありませんが(^^;;
でもやっぱり、カウルは欲しい
15年以上、カウル付きのセパハンマシンに乗り続けてましたので、カウルの有り難みは身に染みております。
なので、やっぱりカウルが欲しいのがホンネです。
とはいえ、ハンドルに付けられるカウルは、メーター上のバイザーや、小ぶりのビキニカウルぐらいです。
それ以上の大きさは風圧でハンドリングに悪影響を与えますので、フレームに取り付けることになります。
そして、MT-09のダミーエアインテークの場所には…カウルがマウントできそうな予感が…。
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