ヘプコ&ベッカーソフトサイドケースを装着

TRX850の時からGoldWinのシートバッグを愛用しています。
YZF-R1の時も使用して、そのままMT-09でも使用しましたが…イマイチ使いにくい!

さらに、雨具を入れるとパツンパツン!
お土産を入れる余裕などありません。

そろそろなんとかしようと思い、シートバッグに代わる別のバッグの検討を始めました。

なぜシートバッグがイマイチなのか

直線を加速するときは、できるだけ後ろに腰を引いてベタッと上体を伏せるのが、サーキット走行時の基本姿勢です。
リアタイヤにかかる荷重が増えるので、トラクションが強まるのです。

なので普段から、バックレストに当たるまでグッと腰を引いた乗車姿勢を取るようにしているkurokiです。

TRX850やYZF-R1はシングルシートとタンデムシートが独立していて、間隔もあいています。
タンデムシートを占有するシートバッグを積んでも、存在を忘れるほど快適に使えてました。

しかしMT-09では、腰を引いた姿勢を取ると、お尻がシートバッグが干渉してしまいます。特にヒップバッグが。
ぶっちゃけ邪魔なので、何とかしたいのです!

もっとも、ベタ伏せ土下座姿勢を取ると、タンデムシートに座ってしまう前後長の短いMT-09なので、シートストッパー代わりになってくれますが。

ではトップケースはどうだろう

一度使ったらやめられないと、誰もが口を揃える禁断の便利アイテム、トップケース。
kurokiのバイク仲間にも、多くの愛用者がいます。

便利なのはよくよくわかりますが、重心から離れたところに重たくてかさばるものがあるのは、好きじゃないです。
シートの座る位置だけでも影響がでるほど、繊細な乗り物ですからね、バイクって。
やっぱりトップケースは、kurokiのライディングスタイルに合わないので、パスですね。

ならばパニアケースはどうだろう

シートの左右に設置するパニアケースであれば、重たいものを重心点に近づけられます。
ですが、樹脂のハードケースだと左右にババーンと張り出しがちなので、狭いところを走るときに気を使います。
ならば、ソフトサイドバッグはどうでしょうか?

  1. Y’s GEAR ソフトサイドバッグ
  2. ヘプコ&ベッカー C-BOW ソフトサイドケース Street NEO
  3. GIVI ELサイドバッグ

これらが候補に挙がりました。
なんとなくヘプコ&ベッカーに心が傾いてきたところ、mixiのMT-09コミュニティで実際にMT-09に取り付けてらっしゃる方をお見かけしました。
カタログからは読み取りづらいことを、いくつか質問させていただきました。

Q. 横幅は気になったり邪魔になったりしていませんか?
A. 横幅は目測ですけど、84cmほど。私はあまり気になりません。

Q. 雨具+1泊分の荷物を入れる予定ですが、ちょっとしたお土産を入れるスペースは残っていますか?
A. ゴールドウィンの雨具とタイチの薄いジャケットを入れてますが、余裕あります。
また、サイドにファスナーがあって若干ですが広げて使う事もできる様です。
1泊であれば十分な積載量があると思います。お土産は嵩張らない物なら大丈夫じゃないでしょうか(^_^;)

Q. 走行中にガタつきやグラつきを感じられることはありますか?
A. 走行中には特に何も感じないですね!

写真まで撮影していただき、丁寧にお答えいただきました。
おかげで、購入前に思っていた不安事がほぼクリアできました。ありがとうございます☆

背中を押されて決めました。
ヘプコ&ベッカー C-BOW ソフトサイドケース購入に決定です!

どっちにしようかな

ヘプコ&ベッカーのソフトサイドケースには、候補が2つ。
カタログからスペックを抜き出して比較してみました。

名称 税抜価格 容量 重さ サイズ
Royster 33,600円 22L 1.5kg W450 H250 D250
Street NEO 19,500円 22L 1.5kg W420 H230 D280

Street NEOは若干厚みがありますが(30mm増)、価格も手頃だし、シックなデザインが好みです。
でも、MT-09のシャープなデザインには、Roysterのほうがマッチするんじゃないでしょうか?

かなり悩んだ末、Roysterを選んじゃいました。

さて発注!

5月9日。
Webikeにて、ソフトサイドケースと車体取り付け用ステー「C-BOW」を発注。

6月19日。
SUGO祭りの前日にC-BOWステーが到着。
さすがに取り付ける時間はありません。

7月4日。
YSP杉並南の佐野さんに、Magical Racingラジエーターシュラウドと一緒にC-BOWステーも取り付けていただきました


実はこのステーの取り付けのほうが、ずっと大変だったそうです。
カウルへの穴空けも必要になりましたから。

早速実走チェック

翌日の筑波サーキット走行会は、自走で向かいましたので、早速実走チェックです。

レーシングブーツやヘルメットは装着しましたが、レーシングスーツはタンデムシートの上に積み、それ以外の小物類はサイドバッグへ。
ほとんど片側のバッグだけで収まってしまい、かなりスペースに余裕がある状態です。

片側だけで、今までのGWシートバッグ相当の収納力があると思います。
これなら、自宅へのお土産を買って帰って、徳を積むことができそうですw

走行中もガタツキはまったく感じられず、ハンドリングへの悪影響も感じられず、安心して走れました。
すり抜けについても、今までと同様の感覚で行けそうです。

かなりイイ感じですよ!

左右のバッグの使い分けは、何度か使って洗練させていくつもりですが、ひとまず次の観点で使い分けてみるつもり。

左側
(車体に備え付け)
右側
(宿に持ち込む)
・レインスーツ、レイングローブ
・工具類、テープ、タイラップ
・着替え&お泊まり用具
・温泉セット
・デジタルガジェット

MT-09をツーリングに使いたいとお考えなら、ソフトサイドケースは検討の価値ありですよ!


斜め後ろからの装着例。


ケースと車体のクリアランスはこんな感じです。


ケースを取り外してもあまり邪魔になりませんし、デザインも悪くないです。
ゼッケンプレート付けて、ダートラ風にしてみたりしてw

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