【コラム】マスツーリング企画のヒント・ノウハウ

最近、YSP杉並南主催のツーリングで、ルート作成や先導を引き受けることが多いkurokiです。クロキツーリストとも呼ばれております。
trx850.jpでマスツーリングを企画・運営してきた経験は、無駄にならなかったようです。

せっかくですから、マスツーリングの企画のヒントやノウハウを文書化しておこうと思います。
blogのネタにもなりますし☆

ツーリングルートの選定

首都圏近辺でマスツーリングを楽しむなら、以下の条件をクリアしたいところ。

  • 往復400km以内
  • 楽しいワインディングロードを走れる
  • 路面状況がよく走りやすい

でも、ルートの選択肢って案外少ないのですよ。
以下の表はkurokiのストックです。もう少し足を伸ばせば、選択肢が増えますけどね。

エリア都心からの近さ楽しい道の多さ美味しい店の多さ
箱根★★★★★★★★★
伊豆★★★★★★★★
富士山★★★★★★★
秩父★★★★★
奥多摩★★★★★★
日光★★★★
道志★★★★★
赤城★★
房総★★★
北茨城
榛名

しかし、改めて見比べてみると、箱根・伊豆って強いエリアですねえ。

ランチスポットの選定

ランチを食べる場所で、マスツーリングのルートの骨格が決まります。
なので、ツーリングルートの選定や、全体のルート検討をする上で、ランチスポットは重要なカギとなるのです。

kurokiは次の優先順位でランチスポットを選んでいます。

  1. バイクを駐輪できるところ
  2. 予約が取れるところ
  3. 仲間の評判がいいところ
  4. 食べログなどの評判がいいところ

なお、ツーリング先での美味しいお店は、おおむね次の傾向があるようです。

  • 市街地にあるお店は、競争があるため美味しい
  • 人里離れたところにある美味しいお店は、高い
  • メジャーな観光地の近くは、美味しいお店が多い

人の少ない田舎でも、営業を存続できるお店に何が必要か?
そう考えれば、こういう傾向になるのも自然な成り行きでしょう。

スケジューリング

ツーリングのルートやランチスポットが決まったら、時系列に並べてスケジュールを組み立てます。

  • 30分間隔ぐらいのタイムスケールで
  • ランチまでのルート、ランチ後のルートの二つに分けて
  • 時間通りに行かなきゃいけないポイント(おおむねランチ)は、到着時刻から逆算して
  • ランチまではキッチリ・余裕を持って、ランチ後は緩くテキトーに
  • 進行の遅れを調整するため、ルートの途中に休憩ポイントを配置して
  • 10名未満 AND 速めのペースなら30分、10人以上 or 遅めのペースは1時間ぐらいのバッファを割り当てるのが目安

スケジュールを組んでから、ルートに無理がないかを検証します。もし無理があるなら、ルートの調整&再スケジュール。
これらを繰り返しながら、全体がいい感じになるように洗練させましょう。

参考までにタイムスケジュールのテンプレートも共有します。

なお、マスツーリングでは余裕がありすぎるぐらいでちょうどいい、と心得てください。
少なからずトラブルは発生しますので。

次回は、マスツーリング運営のヒント・ノウハウをお届けします☆

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