アールズギア リアルスペックマフラー試乗記


IidaさんのYAMAHA RZ900に、アールズギアのマフラーが装着されました。
「XSR900 リアルスペック シングル チタンポリッシュ(チタンエンド)」です。


エキパイの焼け色が美しい。


チャンバー前後の焼け色も美しい。


「チタンポリッシュ(チタンエンド)」サイレンサーは、エンドキャップに少しだけ焼け色が入っていて、それ以外はプレーン。それがkuroki好みにジャストフィット!
サイレンサーの半分ぐらい焼け色が入っているのは、kuroki的にはやり過ぎだと感じるのです。このマフラーぐらいのバランスが、やり過ぎにならないギリギリのラインじゃないかと思います。

XSR900 リアルスペック シングル チタンポリッシュ
適合型式 EBL-RN46J(~2016 XSR900) / 2BL-RN56J(2017~ XSR900)
最高出力 107.3ps(STD:102.5ps)
最大トルク 8.4kg-m(STD:8.3kg-m)
重量 3.7kg(STD:8.4kg)
集合方式 3-1

試乗記


YAMAHA RZ900にまたがるIidaさん。


そんなIidaさんからインプレのオーダーを受けて、Iida号を試乗させてもらいました。

クラッチミートして走り出します。
軽い。スルッと車体が前に滑り出していきます。

4.7kgの軽量化が効いているのは間違いないですが、増幅された中低速トルクも後押ししているのでしょう。
渋滞路でも車体がギクシャクせず、ノーマル以上にスムーズに走れます。中低速トルクが使いやすく整えられていなければ、このフィーリングが出ません。

直線でアクセルをワイドオープンして加速。気持ちの良い加速が息継ぎせずに続いていきます。
ブレーキング、そしてシフトダウン。アフターファイヤーを鳴らすことなく、平穏に速度を落としていけるのは素晴らしい。上手く調整されています。
サウンドは、重低音が強まり角が取れたマイルドなフィーリング。かつて乗っていた直列4気筒のビックネイキッドを思い出します。ノーマルの荒々しく甲高いサウンドも魅力的ですが、このサウンドを好む人も多いでしょうね。

まとめ

アールズギアのマフラーは、公道走行をターゲットに高いレベルでまとめられたマフラーです。軽くて乗りやすいので走るのが気持ちいいのです。
ハイレベル・バランスのマフラーと言えるでしょう。


ただ、kurokiの使い方ユースケースでは、以下の理由で「OVER Racing TT-Formula フルチタン 3-2-1」マフラーが適しておりました。

TT-Formulaは車検非対応でしたが、バッフル装着なら音量も小さく、軽くてコンパクトで、ほどよくエロくて、ホントにいいマフラーでしたね。
すべてを満たすものはないという事実を、改めて認識したのでした。

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