Remotion HID復旧&大試乗会開催

先日のツーリング中に故障したRemition HIDですが、対策品が届いたと連絡がありました。
そして今日、kuroki号をYSP杉並南に入庫。再度HIDを装着するのと同時に、24ヶ月点検をお願いしました。

HID復旧&24ヶ月点検


タンクを取り外されたkuroki号。


エアクリーナーは、虫の死骸などが少々あったものの、キレイなもんでした。


プラグもキレイに焼けてました。
電極の消耗もなく、ギャップも正常。エンジンの調子はいいようです。

それ以外の箇所も拍子抜けするぐらいに調子よかったそうで、メカニック的には悔しいそうです。やることなくて(笑)。
割とハードにMT-09を乗ってるつもりでしたが、これぐらいの負荷は想定の範囲内なんでしょうね。


さて、ヘッドランプを取り外してHIDの配線開始です。


イグナイターは左側のダミーエアインテークの中に収まります。


エアクリーナーボックスの下にバラストが収まります。
ちなみに故障したのはバラストでした。


作業完了!
池谷メカニック、お疲れさまでした。

大試乗会開催

YAMAHA MT-07

つい先日、サスをアップグレードしたばかりのMT-07に乗って、にゃぶさんがやって来ました。
kurokiがYSP杉並南にいると知り、見せびらかしに来たそうです(^^;;


フロントフォークには、OHLINSのスプリングが組み込まれています。


リアはOHLINSリアショックに換装されています。

せっかく実車があるのですから、にゃぶさんにおねだりして、試乗会開始。
やっぱり、論よりRUNですからね!

ノーマルのMT-07を試乗したときは、チープな足回りにガッカリしました。
動きに節度がなく、少々のギャップですぐに跳ねる、そんな足回りでしたから。
ただ、エンジンやフレームの素性はいいので、「サスとブレーキ周りを一新すれば、大化けしそうな予感」と感じました。

走り出すとすぐに違いを実感します。陸橋の継ぎ目を通過するときが特にわかりやすい。ドン!と鈍い突き上げが、車体とライダーを揺さぶる状況でも、しなやかにギャップをいなします。タイヤが路面から離れないので、安定してトラクションがかかり、軽快なハンドリングを邪魔しません。
いいですね!やっぱりスポーツバイクはこうじゃないと!

設定は、ちょっと硬めのバネとしなやかな減衰。
これなら峠道やサーキット走行が楽しいはず。間違いなく。


G senseでチューニングされてるだけあって、kurokiの好みにジャストフィットでした。
今度は峠道で乗らせてもらおうっと☆

YAMAHA FAZER8

kurokiの試乗の様子を見ていたNishijimaさんから、YAMAHA FAZER8の試乗を依頼されました。
サーキット走行ですぐステップが接地してしまい、困っているそうです。
足つきのために装着した、ローダウンリンクが悪さしているようです。


まずはFAZER8にまたがってみます。予想以上に足つきベッタリ。
そして走り出します。穏やかで従順なエンジン、しなやかで乗り心地がよい足回り、いずれもツーリングを楽しむにはもってこいの特性だと感じます。

ですが、強い荷重をかけて膝スリして曲がろうとするシーンを、ちょっとイメージしにくい設定です。
ふわっとコーナーに入って、スッとサスが沈んで、粘りながら滑らかにコーナリングしていく感じかな?もしそうなら、サスが沈むと、奥で粘る前にガリっ!とステップが接地するでしょうね。ハングオフでバンク角を浅くしても、焼け石に水かも。

ステップアップしたNishijimaさんの走りに、ローダウンリンクでつじつまを合わせる設定は、もう合わなくなったのでしょう。
本来のバランスに戻して走り込む段階に入っていると、お伝えするしかありませんでした。たとえ足つきが不安でもね。

YAMAHA FZ1 FAZER

お次は、ShinoharaさんにYAMAHA FZ1 FAZERの試乗を依頼されました。

パフフルなエンジン、しなやかなサス、効果の高いハーフカウル、いずれも高い完成度を誇っています。
贅沢を言わせてもらうと、ラジアルマウントのマスターシリンダーに換装して、ブレーキングの質感を上げたいところ。

つい最近、フロントブレーキを残したままコーナリングする走り方に目覚めたShinoharaさん。この段階までステップアップしたなら、ラジアルマスターのありがたみを実感できるはず。ジワジワとブレーキをリリースするときのフィーリングが最高ですからね!

早速、YSPメカニックにラジアルマスターへの換装をオーダーするShinoharaさんなのでした。フットワーク軽いわ!


思わぬ展開で始まった大試乗会でしたが、kuroki自身も収穫がいろいろありました。
こういった体験で自分の引き出しを増やして、次のアウトプットにつなげていきたいと思います。

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