12:00。SUGOに到着しました。
ピットでは、見知った顔が準備を進めていました。
少し遅れて、仲間達が続々と合流。
旧知の仲間が集まって、ワイワイガヤガヤ!
この雰囲気が、好きなんですよね~。
鈴木猛単亜進 SUGOサーキットラン
鈴木猛単亜進のSUGOサーキットランは、ツーリングの延長で楽しむ、ゆるい雰囲気の走行会。
最初に参加したときは、「え?こんなにゆるくて大丈夫なの?」と思いましたが、不思議と統制されていて、大きなトラブルもなく10年以上続いています。
今回も3時間ぶっ通しで、走りまくりなのです。
最初の慣熟走行と、途中のシグナルGPイベント以外は、基本的にフリー走行。ピットへの出入りも自由。クラス分けもありません。
とても自由に走れる走行会です。
もっとも、この自由な雰囲気を維持するには、一定の節度が参加者に求められますが(当然ですね)。
鈴木社長独特の、フワッとした雰囲気のブリーフィング。
この後は、お待ちかねの走行開始です!
ペースを掴めず試行錯誤
MT-09でのコース走行は、二回目になります。
といっても、初回はYAMAHAの袖ヶ浦試乗会なので、トロトロペースのみ。
今回が初めての全開走行になります。
減速のポイント・使用するギア・乗車姿勢などモロモロが読めてきて、乗れてきた!と感じるまでに、約2時間かかりました(遅いですねえ)。
195km/hで速度リミッター
コースでは、Aモードで走り回りました。
今までは振り落とされそう!と感じていた加速でしたが、どうやら加速Gに耐える姿勢をとっていなかったからみたい。
スロットルをひねりながら上体を伏せていけば、自然と加速Gに耐えられる姿勢が取れます。
エンジンの回転は軽々と吹けあがります。テンポ良くポンポンとギアを上げていかないと、すぐにレブリミットに突入しちゃいます。
軽い車体はスルスルっと速度がのっていきますが、メーター読み195km/hで速度の伸びが止まります。スピードリミッターが効いたためですね。
速度の伸び方は、直線的にスーッと上がる感じで、読みやすいです。
YZF-R1のような二次曲線的な伸びがないので、恐さはなく心の余裕を持ってコーナーへの準備ができます。
良く効くブレーキだけど…
195km/hのリミットから、エンブレとリアブレーキを併用して減速を開始。
フロントブレーキをクリッピングポイントまで残して行き、クリッピングポイントで内側のヒジをたたんでクルッとターン。
車体の向きが変われば、一気にアクセルを開けてコーナーを脱出!
…というイメージでコーナーに望んでいるのですが、なかなか上手くいません。
この走り方は、宇井さんのスクールで教わりました。
上手くモノにできれば、一段上の走りができる確信があるのですが、なかなかどうして難しくて。
特に、クリッピングポイントまでいい感じにブレーキを残すのが難しい!
TRX850にはACCOSSATOのラジアルマスターを装着して、ブレーキリリース時の操作性を向上させていたので、MT-09でも同レベルに上げてから壁超えを狙いたい、という欲望がムラムラw
なお、MT-09のブレーキは、とても良く効きます。
車体の軽さも相まって、予想以上に車速が落ちて、むしろ慌ててしまうほど。
効きについては十分な性能なので、リリース時の操作性だけ向上させれば、後は技術を向上させるのみです(^^;;
良く動くサスだけど…
MT-09のサスペンションはとても良く動きます。
特にリアが奥まで沈むので、簡単にヒザが接地して面白い!
しかし、SUGOのような高い負荷がかかる状況だと、もう少しストローク時の粘りが欲しくなります。
どうしても、YZF-R1のサスのフィーリングと比較しちゃうのですよ。
G-SenseでMT-09のサス向上メニューを検討中みたいですので、今度お世話になってみようかな(yasuoさん経由で)。
鈴木社長の人脈って
走行中の写真は、世界グランプリ取材歴30年を超えるレースフォトグラファーの木引繁雄さんに撮影していただきました。
MT-01でコース内のいろんなスポットに移動して、撮影されていました。
こんな方に写真を撮ってもらえるのは嬉しいと思うと同時に、こんな方をサッとゲストに招ける鈴木社長の人脈にも驚きます。
柏秀樹さんのライディングスクールも、相乗りで開催されていましたし。
ああ、楽しかった!
秋保温泉の岩沼屋へ移動して、露天風呂と宴会を堪能するのです。
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