イントロダクション
よく走るし、よく曲がるし、よく止まる、とってもよいバイクなのです!
クラッチはスコンスコンと小気味良く入ります
ハンドルはナチュラルステアで、すーっとターンできます。
特筆すべきは、クロスプレーン・クランクシャフト搭載したエンジンのフィーリング。他の車種には見られない、唯一無二の魅力があります。
低回転では、V型みたいな荒々しいパルス感とサウンドが楽しめます。
高回転では、パルス感が消えていき、エンジンの存在感もすーっと消えていきます。
「みずみずしい燃焼トルクを引き出す」という謳い文句に、澄んだエンジンフィーリングが楽しめるのです。
しかし、この澄んだ領域を味わえるのは、ほんの一瞬だけ。
この後すぐに、恐怖のブレーキングが待っています。
直線的に速度が上がるツインの加速に慣れきったkurokiには、二次曲線的に伸びていくYZF-R1の加速に、目がなかなか慣れてくれません。
目測以上の速さで近づいてくるコーナーに、恐怖を感じるのです。
簡単に言うと、「ヘタレ」なだけですが(^^;;
こんな状況から抜け出すために、もっと練習を!
とならずに、もう少し走りのハードルの下がったマシンに乗り換えよう、と思うのは運動神経が衰え始めたオッサンのやり口です。ブレーキングの恐怖を「機械で解決」するのですよ。はっはっは。
以前から、このYZF-R1を購入したがっていたishijimaさんに売却を決め、NewMachine購入計画が始動したのであります。
候補車種
候補は以下の3車種です。
気になる部分のスペックを抜粋して、横並びにしてみました。
899Panigale | Daytona675R | CBR600RR | |
---|---|---|---|
エンジン種類 | L型2気筒 | 並列3気筒 | 並列4気筒 |
排気量 | 899cc | 675cc | 599cc |
最高出力 | 118PS@8,500rpm | 128PS@12,500rpm | 78PS@12,000rpm |
最大トルク | 98Nm@8,500rpm | 74Nm@11,900rpm | 52Nm@10,000rpm |
車両重量 | 197kg | 200kg | 199kg |
燃料タンク | 17L | 16L | 18L |
ブレーキ | ABSあり | ABSあり | ABSあり |
クイックシフター | あり | あり | |
スリッパークラッチ | あり | あり | |
トラコン | あり | ||
Fタイヤ | 120/70 ZR17 | 120/70 ZR17 | 120/70ZR17 |
Rタイヤ | 180/60 ZR17 | 180/55 ZR17 | 180/55ZR17 |
税込車両価格 | 191.31万円 | 158.5万円 | 133.48万円 |
※いずれも日本仕様
※価格は2014年4月(消費税8%)
候補車種1: DUCATI Superbike 899Panigale
1198Panigaleのダウンサイジング版として、走りやすさを追求したモデル。
スペックは大変魅力的!
ただ、日本仕様には例の不格好なマフラーが…。
価格が高いこともネック。
アンダーマフラー装着をするとなると、結構な価格になることが予想されます。
また、DUCATIのSSなので、高荷重をかけないと曲がっていけない可能性があります。
シートやステップが滑りやすいという評判がありますし。
候補車種2: Triumph Daytona675R
2013年型からフルモデルチェンジ。アンダーマフラー&軽量化が図られています。
DUCATIよりも安い価格も魅力。
ただ、日本での認可が遅れているそうで、4月頃にならないと現物が見られないらしい。
こちらも大変魅力的ですが、日本仕様には不格好な「つくし」マフラー装着される模様…。
ちなみに、一つ前の型のDaytona675Rに、yasuoさんがSUGOで試乗したそうです。
「400ccみたいに軽くて乗りやすくて、下からトルクがあって上も伸びて良かったよ!」
と言われ、かなり気になる存在になりました。
候補車種3: HONDA CBR600RR
価格は安くて130万チョイ。型落ちを買えばもっと安い!
当然HONDAなので、信頼性もバッチリです!
また、ディーラー網が充実しているのもポイント。補修パーツの価格も外車に比べれば安いです。
デメリットは、並列4気筒がkurokiの好みじゃないってことに尽きます。
並列4気筒でも、YZF-R1のクロスプレーンだけは例外ですが。
なので、早々に選択肢から外れました。
並列4気筒を揶揄するつもりは全くありません。
こればっかりは好みですから、そういうもんだと思ってくだされ。
しかし、悩んでいるうちは、楽しいなあ!
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