kuroki号のフロントブレーキ、今までは全く不満ありませんでしたが、急に足りないと思うようになりました。
キッカケは、12月4日にBMW Tokyo Bayで開催されたBMW試乗会です。
BMWのストリートファイターS1000Rを試乗した直後、kurokiのMT-09に乗り換え、交差点で停まるためにブレーキをかけたのですよ。そしたら…
ぎえー!止まらない!
あまりの効きの鈍さにビックリしてしまいました。
MT-09のブレーキが冷えていたことも要因でしょうが、S1000Rとの落差を感じてしまったのは事実。
湧き上がってしまった不満を何とか改善したくなったわけです。カスタムネタ尽きてたし!
フロントブレーキの強化
フロントブレーキを強化する前に、まずは基本から考えてみます。
- タイヤと路面との摩擦
- ブレーキパッドとブレーキディスクとの摩擦
ブレーキングによる減速は、主にこの二つの摩擦によって実現されます。
まずタイヤですが、ハイグリップのα-13ZからスポーツのS21に変更しています。その時、ブレーキングのフィーリングに変化を感じませんでした。
ということは、タイヤのグレードを上げたところで、望むフィーリングは得られないでしょうから、ブレーキ自体の強化となりますか。
パッドやディスクの材質変更
摩擦力の向上(磨耗の増大)や、効力が素早い立ち上がる(少ない力で素早く効く)ことで、フィーリングの改善が期待できるでしょう。
手を入れるなら、まずここかな。
大型なキャリパーへ換装
ブレーキパッドの面積拡大による摩擦力向上、スムーズなピストンの動きなどで、こちらもフィーリングの改善は期待できます。
ただし、ブレーキシステムを一新する大がかりなカスタムとなります。ABSだからブレーキラインの交換も難儀しますし、バネ下重量も増えますし。
と言いつつ、brembo一式に換装したい欲望がメラメラと!
マスターシリンダーの吐出径拡大
少ない引きでガツンと効くタッチに変化します。
その代償として、ジワジワとブレーキをリリースする操作が大雑把になりそう。
リリース時のフィーリングを重視しているkurokiなので、この方法は避けたいな。
ステンメッシュホース化
昔のバイクだと効果が見られた方法ですが、純正ホースの性能が上がった今では、効果は期待できないでしょう。ABS車は面倒ですし。
ブレーキシステム一新までお預けですね。
今回はブレーキパッドの交換で
そして今回は、コスパが一番高そうなブレーキパッドの交換で様子を見ることにしました。これで不満が残るなら、ブレーキディスクの交換か、思い切ってブレーキシステムの全面刷新を検討しましょう。
ネットでの評判が良さそうなZCOO セラミック・シンタード ブレーキパッド タイプCを装着することにしました。
昔はパッドの交換だけでなく、キャリパーの揉み洗いをしていたもんですけど、今回はお店にオマカセで。
交換直後のフィーリングですが、従来よりもちょっと効くかな?という印象でした。
これから焼きを入れていき、成長を期待しようと思います!
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