スピードリミッターを解除

MT-09のカスタム第二弾は、スピードリミッターの解除です。

公道を走るだけなら必要ありませんが、毎年SUGOを走行するkurokiには必須のメニュー。200km/hを軽く超えるメインストレートやバックストレートを走りますからね。

今年の6/21(日)にSUGO祭りがありますので、それまでに準備を済ませておきたいのですよ。去年のSUGO祭りの雪辱を晴らすのです（オオゲサ）。

スピードリミッターカットの情報まとめ

現時点でのリミッターカットの選択肢の情報をまとめます。

IRON PONYは、余計なパーツが入らないこと、ECUの設定をカスタマイズできることがメリットです。デメリットは価格が高いこと。セミオーダーメイドに近いので仕方ありませんが。
料金の詳細は、ECU書き換えの基本料金が40,000円、ECUの脱着工賃が8,000円。オプションで燃料マップも書換えた場合はプラス12,000円となっています。

CORESは、カプラー接続なので配線加工が不要なこと、メーター誤差の補正もできることがメリットです。

ヤマダテクノワークスは、なんといっても安価なのがメリット。検出した速度を半分にすることで、スピードリミッターを効かせる速度を倍に引き上げる、簡易な方式だそうです。
なお、配線の加工はちょっと面倒そうです。

検討した結果、以下の理由でIRON PONYのECU書き換えを選択しました。

• できるだけ追加パーツを減らしたい
• せっかくならECUの設定もカスタマイズしたい
• 実績も十分ありそうだ
• 高いのはガマン(苦笑)

ECU書き換えメニュー

IRON PONYにECU書き換えを依頼したところ、詳細なオーダーシートが送付されてきました。IRON PONYの小林さんと連絡を取り合いながら詰めていき、以下の内容でECUを書き換えることになりました。

スタートモードの設定は、電源ONにした時に選択されるモードです。普段から身体を慣らしておきたいと思ったので、Aモードを選びました。

エンジンブレーキの調整は、電子制御スロットル側で行い、スロットルOFFでの燃料カットはキャンセルしないそうです。
設定値は実績のあるデータを使用してもらうことにしました。

ノーマルマフラー最適化マップは、おおまかに以下のような設定の燃料マップだそうです。
なお、燃料マップは各モードとも同じです。電子制御スロットルマップで、各モードの特性が決められます。
具体的なシチュエーションと求める特性を伝えれば、データ作成に反映するよう努めていただけるので、峠主体のツーリングとサーキット走行会への参加がメインとお伝えしました。

ECU書き換えは楽しさ倍増

4月11日。千葉市の鎌取にあるIRON PONYに、MT-09を持ち込みました。

約1時間ほどで脱着とECU書き換えが完了しました。
帰り道で、フィーリングを確かめます。

た、楽しい！ めちゃめちゃ楽しい！

何が楽しいかって、Aモードが滑らかになって操作しやすくなったんです。ピックアップの鋭い加速は、そのまま残ったままで。
今までは、アクセルのON・OFFで車体がギクシャクしがちで、神経質な操作が要求されていました。滑らかになったおかげで、アクセルで曲げるキッカケを作りやすくなりました。
そのため、レーンチェンジもビュンビュンできますし、コーナリングもアクセル開閉で思いのまま。マシンが活き活き走ってくれます。

はっはっは！こりゃあイイですなあ！楽しさ倍増です！

以前、TRX850にFCR39を入れた時の感激を思い出しちゃいました。あの時に近いワクワクがあります。
いやあ、やってよかった！

ちなみにリミッターカットの効果は…来るべきSUGO祭りで確認することにしましょう。