午前8時。スポーツランドSUGOに到着です。
仙台で前泊したおかげで、平日同様の7時前に起床。
朝風呂につかってサッパリしてからでも、余裕でこの時間なのは助かります。
空は雲一つない快晴。路面もドライで、気温も低くない。
走行する台数も少なく、サーキット走行には絶好のコンディションです。
ああ、楽しみだなあ。
走行準備中
宅急便でSUGOのコントロールセンターへ送ったレーシングスーツ一式を受け取った後は、ちゃっちゃとマシンの準備を整えます。
バイク仲間も、マシンの準備を着々と進めています。
春のSUGO祭りでサーキット走行に目覚めた、YSP杉並南の佐野さん。
今回もノリノリで参加です。
ひたすら走りこみ
SUGO祭りは年明け最初のサーキット走行になることが多いため、感覚を取り戻すのに1時間以上はかかるんですが、今回は秋の陣。
先月もライスポの筑波サーキット走行会に参加していましたので、数周で感覚が戻りました。
そうなれば、走り慣れたSUGOで、MT-09との距離を詰めていくことに集中できます。
ここ最近の走行で、答えがチラチラ見え隠れしていたライディングフォームの改善に取り組むのです。
ターンの最中は、意識して身体を低く低く保ちます。
イン側の手の甲に、ヘルメットのチンガードを乗っけるようなぐらいに伏せちゃいます。
SUGOは右コーナー中心のレイアウトなので、必然的に右コーナー中心の練習になるのですが、右サイドに課題を抱えていたkurokiには願ったり叶ったり。
ひたすら走りこみを続けることで、なんとかコツが掴めてきました。
足のつま先が開いてしまう悪癖にも、矯正を続けます。
イン側のブーツの裏をボディにペタンと貼り付けるようにして、だらしなく開かないように気をつけます。
今回はトゥスライダーが削れることは一度もありませんでしたから、ひとまず練習は成功したようです。
なお、昨日開催された全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズで、路面にタイヤラバーがかなり残りました。
その影響でグリップが低下し、ターン中ににゅるにゅる滑る状態が続きました。
怖くて速度が上げられなかったのですが、その分フォームの改善に集中できました。
2時間も走ると路面のグリップは回復しており、最後の1時間はイイ感じにスピードが乗る走りができちゃいました。
いろいろ試行錯誤していたコトが上手く繋がって、以前TRX850で一番乗れていた時期の走りを思い出せた感じ。
気持ちよかったんだけど…ある意味、自分の技量のMAXがハッキリ確認できちゃう瞬間でもあります。
kurokiよりも速い人達に追いすがるには、もう1段も2段もレベルアップしなきゃならないことを自覚するのです。
さてはて、何から手を付けていいのやら…。
来月に参加を予定している宇井選手のライスクで、ひとまず殻を破るキッカケを掴みたいと思います。
他の仲間も走りこみ
他の仲間も、それぞれに走りを楽しんでします。
前回のSUGO祭りで膝スリ初体験をした佐野さん。
休憩の合間に積極的に質問をして、その感覚を確かなものにしようと努力されています。こういう方は必ず伸びます。
XJR1300ではバンク角がキビシイようで、バックステップが路面にちょくちょく接地するそうです。
確かに真後ろを走っていると、佐野号のステップが削れて火花を散らすシーンを、たびたび見かけました。
その中でも、ステップの接地でリアタイヤが一瞬宙に浮き、着地した瞬間ハイサイドになりかけたのを目撃したときは、さすがに焦りましたよ。
もっと身体をインに入れて、マシンを起こしてターンしないとヤバいですね。
また、コーナリング途中までフロントブレーキを軽く引きずり、フロントタイヤに荷重かけてターンすれば、必要以上にバンクしなくてもコーナーをクリアできます。
と、アドバイスを差し上げました。
ishijimaさんも、クラッチが滑ると言いながら、相変わらずハイペースで周回しています。
ナオエさんとくりきさんも、楽しそうに走っていましたが、やっちゃいました…。
いずれもマシンと身体に大したダメージが無いようで、安心しました。
しかし、我々の仲間だけが赤旗中断を2回させてしまいました。申し訳ございません>他の参加者の皆様方
走行終了
3時間の充実の走りこみは、あっという間に過ぎ、早くも終わりの時間がになってしまいました。
走り終わったマシンの各部を確認。フォーミラーマシンが残したタイヤラバーをたっぷり吸い付けておりました。
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