初回のロードテストは、iPhone 7 + mineo SIM + NAVIROという組み合わせでした。
ひとまず当初の予定通りの構成で、ロードテストを続けることにします。
利用用途
まず、kurokiがバイクナビに求めることは、こんな優先順位です。
- BGMプレイヤー
- 自動追従地図
- ナビゲーション
ナビを使う割合はあまり多くなかったりして。実は。
第一形態:iPhone 6s + 0 SIM + 無料ナビ
バイクナビ用に下ろしたiPhone 6sは、au端末をSIMロック解除したもの。
docomo系の格安SIMも利用可能なのです。
この端末の使用頻度は少ないハズなので、ソニー系のnuroモバイル 0 SIMを契約してみることにしました。
月間通信量500MBまで無料。超過分は100MBごとに100円の課金なら、バイクナビ用途にピッタリじゃないかなと思いましてね。
しかし…いきなり出鼻をくじかれました。
NAVIROのスプラッシュ画面が表示されたまま、うんともすんとも次へ進みません。
Googleマップに切り替えても、5分以上経って、ようやく地図が少しずつ表示されるというありさま。
遅いことは覚悟していましたが、まさかこれほど遅いとは…。
まるで使いものになりません!
設備増強があっても利用者増に追いつかず、速度が上がらぬままという負のスパイラルを繰り返すのでは?
このビジネスモデルじゃ、設備増強すら怪しいのでは?
そう判断して、早々に0 SIMの解約手続きを取り、見切りをつけました。
第二形態:iPhone 6s + WiFiテザリング + 無料ナビ
メイン端末のiPhone 7に、インターネット共有(WiFiテザリング)で接続してみました。
これなら普通に使えます。若干手間は増えますけども。
そして次は、無料ナビの比較検討。
走りながら切り替えつつ、使い心地を確認してみましょう。
- Googleマップ
- Yahoo!カーナビ
- NAVIRO
この中でもっとも使いやすいと感じたのは、Yahoo!カーナビでした。
- 高速道路と一般道を切り分けて表示できる
- 起動中は自動ロックがかからない
- 特に指定しなくても、自動追従地図として動作する
その反面、いずれのナビにも足らない機能があるのです。
- オフラインでも使いたい
- ツーリング先で圏外になり、地図が表示されなくなるのは困ります
- 自分が走ってきた軌跡を表示したい
- zumo660にあって、地味に便利だった機能です
- 道路名(例:環八通り)が目立ってほしい
- 鉄道の路線名や交差点の名称よりも、kurokiには必要な情報なのですよ
そこで浮上したのが、有料アプリのカーナビタイムでした。
第三形態:iPhone 6s + WiFiテザリング + カーナビタイム
あ、これ!
すごーく使いやすい!
ロードテストを始めて10分ぐらいで、無料ナビとの違いが見えてきました。
車のナビと比較しても遜色ないぐらいに、細かい作り込みや気配りがシッカリしてるのです。
- 走行中に道路や道路名が読みやすい
- 文字の大きさも変えられます
- 高速道路をちゃんと識別する
- 専用の表示モードもあります
- ガソリンスタンドの価格表示がある
- これが表示されてるスタンドは、たいてい休日でも開いてます(重要)
- 何もしなくても自動追従地図になり、走行軌跡も記録される
- 動く地図として使えるし、自宅に戻ってから走行軌跡をたどれます
- 検索もわりと賢い
横向きにiPhoneをセットしてみたら、zumo660で見慣れた感じになってシックリきました。
zumo660の良かった部分を引き継ぎつつ、大幅に機能アップしたバイクナビ環境が、ついに構築できました!
最終形態:iPhone 6s + mineo SIM + カーナビタイム
Nexus 6Pに入れてるmineoのデータ通信SIMを、ツーリングのときだけiPhone 6sに入れるようにしたら、さらに快適になりましたよ。
テザリング状態を気にしなくていいのは、気が楽ですしね。
ちょっとした移動のときには、メイン端末のiPhone 7を代替えにしてます。
紛失のリスクに目をつむれば、こっちの方が快適だったりします。
やっぱり1台に集約しようかなあ…。
コメント