GWの初日と最終日に信州を走ってきました。
じっくり走りこんだおかげで、最近実施したカスタムの効果をいろいろな角度から検証できました。
検証結果をざっくりと述べてみますね。
ラジアルマスターの効果は?
フロントブレーキにYZF-R1純正ラジアルマスターシリンダーを装着したカスタムは、イメージ通りの結果が得られました。もっとも、慣れたフィーリングに戻ったとも言えますけどね。
MT-09の純正マスターと比べて、フロントブレーキをジワジワとリリースする操作が格段にやりやすくなりました。フロントタイヤに荷重を残しながらコーナーに入っていく乗り方が、楽にできるようになるのが嬉しいです。
その反面、ブレーキの効きが鈍くなったように感じます。効力の立ち上がりが穏やかになったので、ノーマルよりも握りこまなきゃ効かないのです。
まあでも、そういうもんです。ラジアルマスターって。
乗車姿勢の変更の効果は?
バックステップ装着、ハンドルの角度調整によって、前傾の乗車姿勢になりました。
コース走行向けのスポーツバイクに乗り続けているkurokiには、この姿勢がシックリくる状態なのです。
ステップの位置は、正直、もうちょっと移動しておけばと思ったのですが、絶妙でした!
攻める姿勢でも不足なく、タラッと流すときでも窮屈でなく、ちょうどいい位置でバランスしています。
イイカゲンに選定しちゃいましたが、結果が良ければメデタシメデタシ!
ハンドル幅を詰めたのは、やったことを忘れちゃうほどに違和感ないです。
角度を起こしたことでウインカーのスイッチが上向きになったことは、時間とともに慣れていきました。あまり気にならないようなので、このまま様子をみようかな。
ECU書き換えの効果は?
実に面白い!の一言です。
燃調の設定変更、エンブレの緩和などを行ったところ、Aモードが乗りやすく・楽しい状態になりました。
しかし、アクセルを全閉にした直後に、じわりとアクセルを戻す操作を忘れてしまうと、ぐわんぐわんと車体が前後に揺さぶられます。これは、ノーマルと変わりません。
遊びを取るぐらいの開度でアクセルを開ける操作は、MT-09をスムーズに走らせるための必須テクニックです。これを丁寧にやらないと、ギクシャクして不快な思いをしますが、それなりに神経使いますので、疲れているときは辛くなるのも事実。
そんなときは、Bモードにチェンジ!
もっさりとした反応が、ズボラな操作を許容してくれますぜ。
タイトな峠道では、3速で走るとスムーズです。
ピックアップが鋭いので、ちょっと高めのギアのままアクセルを大きく開けると、スムーズで速く走れます。
なお、エンブレが弱まっているので、下りのブレーキングでは2速に落とさないと怖い思いをしますね。
クイックシフターの効果は?
エンジンの回転を上まで引っ張るようなフル加速では、クイックシフターの本領発揮です。
加速が途切れることなく、ポンポンとギアを上げていけるのは、ホントに快感なのです!
でも、低めの回転で使うと、車体へのショックがそれなりにあります。
なので、タイトな峠道では、普通にクラッチ使ってギアチェンジしてました。
もっとも、メインステージはSUGOのストレートですから!6月が楽しみだなあ♬
総じて満足なのです
ここ最近のカスタムシリーズは、どれも狙い通り、ものによってはそれ以上の効果がありました。よきかなよきかな、と満足しているkurokiなのです。
近々実施する予定のカスタム第四弾にも、大いに期待しちゃうのですよ。むふふ。
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