2014年4月から乗り始めたYAMAHA MT-09ですが、2018年12月に手放しました。
理由は新しいマシンへの乗り換えのためです。詳細は別blogにて。
乗り換えまでの葛藤
MT-09から手放すことは迷いました。チョー迷いました。
kurokiの技量や用途にすっごくマッチしているマシンだから、手放すのがとっても惜しかった。
しかし、MT-09のカスタムを概ねやり尽くしたこと、MT-09に若干飽きつつあったこと、そして新しい刺激が欲しくなってきたことで、乗り換えたい気持ちがジワジワと膨らんでいました。
そして12月9日。
YSP杉並南で掘り出し物のマシンに出会い、乗り換えを決意した次第です。
5年弱のふりかえり
MT-09との5年弱をふりかえってみましょう。
kuroki号は2014年式の初期型。実に刺激的な乗り味のマシンでした。
- 軽量でひらひら曲がれて楽しい
- ハンドリングはナチュラルで、目線を向けた方向に曲がってくれる
- サスはよく動いてくれるので、挙動を掴みやすい
- ブレーキがめちゃめちゃよく効く
- Aモードでがひゅーん!と加速したときは、アドレナリン全開になる刺激的な乗り味
その後、SUGOやTC1000でコース走行をすることで、加速感に惑わされて上手く走れていないことを自覚。
TRX仲間とのハイペースのツーリングでも、イメージよりも気持ち遅いことを認識しました。
今のMT-09の状態では速く走らせることができない。
乗り方である程度埋められれば…と思ったのですが、残念ながらkurokiには無理でした。
1年ほど悩んだ末、意を決してカスタムシリーズを実施。
- マスターシリンダーの交換により、ブレーキングのフィーリングを改善
- ハンドルの幅詰めとバックステップ装着により、乗車ポジションの改善
- ECU書き換えにより、スピードリミッターを解除に加えて、扱いやすいAモードを手に入れる
- クイックシフター装着により、ストレートでのタイムアップを図る
- そして大本命は前後サスのアップデートにより、ブレーキングとコーナリングを改善
劇的に改善されたことをSUGOでの走り込みで確認。
信じて曲がれるMT-09に仕上がり、心からライディングを楽しめるようになりました。
その後はカスタムシリーズ2、カスタムシリーズ3と着実にバージョンアップを続けていくと、MT-09が意のままに動くマシンに育っていきました。
マシンと自分自身が噛み合った、理想としていた状態に持っていけたと思います。
少し高めのハードルをクリアしたい
しかし、kuroki自身の趣味の嗜好として、少し高めのハードルを自分に課して、それをクリアすることを続けたいのです。
このままMT-09を追い込んで、サーキットのラップタイムを削っていく方法もありです。
それよりも、新しいマシンを乗りこなすことを目指すことをハードルとして、それを自分に課すことにしました。
アナログ&デジタル
kurokiはバイク2台持ち。
アナログなTRX850とデジタルなMT-09のコンビです。
TRX850のようなアナログマシンは、程度の良い状態ものを今さら購入するのは困難です。原状回復にも多くの費用と手間がかかります。
であれば、今のTRX850を大切に維持していきたいと思います。
基本通りに走らせることをマシンから要求されるので、原点を思い返すには良いのです。
かたやデジタルなマシンは、次々に新機種が登場します。
こちらはタイミングを合わせて新機種に買い替えて、マシンの進歩を体感したいと思ってます。
MT-09は、もう十分楽しみました!
そして、今年から新しい難敵へと挑みます。
結局乗りこなせなくて、MT-09へ戻ってくるかもしれませんけどね(苦笑)。
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